RYOJI

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以前出版した本を読んで下さった方に「カミングアウト・レターズ」作ったの俺デスと言ったら「あなたは(編者として)何をしたんですか?」と澄んだ瞳で聞かれ撃沈。ですよね。ほんと、何やったんですかねえ。2023年にはベトナム語版が出ました。2027年頃には文庫になりますように。

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    クリスマスだからじゃないけど

    学生(男子)ふたりがクリスマスの話をしている。「彼女がほしい」「でも今のタイミングで彼女を作るのは」という、いつものやつだ。お前ら延々それな。永遠にそれな。この短い(最短の)やり取り中でも目的が「恋愛したい」から「がっついていると見られたくない」に変わっていて趣深い。 いや変わっていないんだろうな。どっちもあるんだよな、あの時代は。 「どう見られるかが君たちのテーマか。彼女も飾りか?」 「課題の提出から保留する口実までが短かすぎんだろ」 そう言いたくもなるのが自分であるが、その場でそう思うわけでもなかった。まるで「このタイミングじゃなきゃお互い彼女作れた」みたいな若者の労り合いは「いじましい」じゃなくて「いじらしい」。クリスマスシーズンは大変だよな。いや若い日々は。でもどう見られるかなんて気にすんな。おれは温かい恰好をしてイルミネーションの中を歩く即席の恋人たちが嫌いじゃないよ。かわいいよ。頑張れよって思ってるよ。

    2025/12/05
  • NUDE 礼賛 — おとこのからだ 2025
    NUDE 礼賛 — おとこのからだ 2025

    アートは分かんないけど、社会におけるメイル・ボディの扱いは気になる。これは2025年10月25日(土)の日記(の修正版/再アップ)です。

    2025/12/03
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    職場のデスクにタヌキを迎える

    龍沼樹里さんの note では、デスク周りにちょいちょい動物が姿を現す。ガチャのハリネズミであったりタヌキであったりする彼らは龍沼さんの編み物や書き物、きっと介護も見守っている。表情の陰りも疲れも、アイディアに輝く瞬間も見ている。東京にいる私は龍沼さんの日常を記事で読むだけだから、龍沼さんのことを知っているようで知らない。存在に励まされていながら、知らない。その何となしの心もとなさ、さびしさ。 そのせいにして、どうしても同じタヌキが欲しくなった自分を許す。うん、不可抗力だ。ポチりましょう。

    2025/11/22